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パフューム ~ある人殺しの物語
2006
原題:Perfume: The Story of a Murderer 68/100 舞台は18世紀のフランス 魚市場で生まれ落ちた直後に親に捨てられたジャン=バティスト・グルヌイユは 生まれつき与えられた才能としてすさまじい嗅覚を持っていた。 究極の香り、そしてそれを永きに渡り保っておく方法を求める彼がたどる 数奇な運命とは… といったあらすじのサイコ… うーむ、サスペンスではないな。 どういうジャンルなのか、現在の私の語彙では表現不能です@@ ものすごい暴論ですが、天才とか超能力者といったものを描いたお話と 骨の部分は同じかも知れないな。 一般常識からすると主人公はド変態連続殺人鬼でしかないわけなのですが、 自らの存在証明のために突き動かされる主人公の姿は 決して我々にとって理解のできないものではありません。 人間性を持ち合わせないのははたしてその不幸な生い立ちのせいなのか、 はたまたこの人間を外れた能力の代償として生まれる時に神が取り去ったものなのか… なんてことを考えるような映画です。 やや尺が長いと感じることがありましたが、 まあなかなか楽しめました。 主人公の感じている「匂い」を表現しているという音楽も良い。(音楽そのものが良いってことね) おフランスが舞台なのにみんな英語を話してるとかは 気にしてはいけません。
by manball
| 2007-03-20 23:39
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