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「映画通」ではないが映画を観るのは好きな「なんちゃって映画好き」であるところの私Manboによる映画の感想など。ドワーフ好き。アカウント名はmanballですが本名はManboなのです
by manball


ワイルド・スピード
2001
原題:The Fast and the Furious
65/100


高価な電化製品を運ぶトラックを狙ったカージャック事件が続発しているL.A.の町では
夜毎に若者達が集まり改造車を爆走して賭けレース(いわゆるゼロヨンというやつね)
を行っていた。
カージャック事件の手際から、警察は彼らストリート・レーサーのカリスマである
ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル兄貴)を犯人として疑っていたのだが…
てな具合のあらすじで始まるカーアクション映画。

とりあえずいつも通りな(笑)ヴィン・ディーゼル兄貴でした。
その点では外れはなかったと言っておきましょう。
あとそれ以外に、あまり期待してなかったんですが
ことのほか楽しめたのがレースシーンでしょうか。
ゼロヨンですので、要するに直線をひたすらスピードでぶっ飛ばすわけですね。
これはコーナリングやらドリフトやらといったレースものとは
また違った爽快感があります。
特にボタンをポチっと押すと排気管からドガッと炎が吹き出て
超加速する変態車のかずかずは
あんたらそれもう車である必要あるのか?
と爆笑しながら突っ込みつつ、妙なワクワク感が味わえます。
ほとんど宇宙戦闘機みたいなノリ。
カー・アクションってあんまり特に好きでもなかったんですが、
そういうわけでこの映画の場合はなかなか楽しめました。

頭を使わずに観れるアクション映画としては、
単純なカーアクションということで、
ヒーローものやスパイアクションといった映画に比べると
ずっと脳味噌からっぽで観ることができました。
それでいてそれなりに爽快感も味わえるというのでおすすめ。
もちろん相変わらずハゲでマッチョでタフなヴィン・ディーゼル兄貴が好きなら
言うに及ばずですかね。









-以下ネタバレを含む「ワイルド・スピード」の感想----------------

















といってもこういう映画だからもうプロットに突っ込むのは野暮だな(笑)
いろいろとダミーを配置しておいて、実は本当にドミニクが…
というのはおや、意外という感じでしたが、
(お約束としては、協力して犯人逮捕だ~みたいな流れになると思っていたので)
襲撃失敗後も見せ場はちゃんと構成されていたので良かった。
最後のレースの馬鹿っぷりはもう最高。
初っ端の900馬力で後輪走行から爆笑
君たちわざわざ電車が迫ってる踏み切りを突っ切る意味はいったいなんなの?
と突っ込みを入れつつ燃えたのでした。
いや~、実にアホ映画で良いですね。
最後もすっきり幸せに終わったので良かった。
by manball | 2007-02-25 04:40 | 映画感想 わ行
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