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ニューオリンズ・トライアル
70/100
面白かった… ことは面白かったんだが… うーむ、納得いかん。 というか、なんかムカつくんですが。 陪審員制度というのは裁判において 一般市民の中から選ばれた何人かが 証言や証拠を見て判断し、 判決を決める… というめりけんの制度です。 で、この映画は銃の乱射事件について ソレで夫を失った妻が拳銃の製造会社を訴えまして、 その裁判の結果を握るのは陪審員 それからその陪審員を裏で操って 評決を自分の有利にしようという陪審員コンサルタント やらなにやらが暗躍する 法廷サスペンスのおはなしです。 --以下ネタバレを含む「ニューオリンズ・トライアル」の感想--- まあなんです、 頭では確かにわかってるんですよ、銃は悪いですね。 「ボウリング・フォー・コロンバイン」は私も見ましたし、 今作の劇中でも描かれているように実際銃会社のアタマは 生きていてはいけないような連中ですし。 でもですね、ええと、 映画の中ではプロの陪審員コンサルタントとしての ランキン・フィッチとそのチームのはたらきっぷりが とても魅力的に描かれているわけでして、 (まあプロの割にはしょっちゅう失敗してましたが、家宅捜査とか) どうしたってそっち側に感情移入して 見てしまうわけなんですよ。 それが最後にあのオチは、ねぇ… なんというか昔なら やっぱり心の清い後ろ暗いところのないことが 一番大事なのだなー、めでたしめでたし で納得した私かも知れませんが、 今となっては甘すぎですよ。納得いかん。 だいたいあの女が最初からフィッチに対する復讐を企んでいたってことなら そもそも弁護側にまで取引を持ちかける必要はなかったわけじゃないですか。 そこのところを完全に無視しておきながら こういうオチを持ってくるってのは はっきりいって観てる側に対してフェアじゃないですよ。 それとも何、最初から弁護側から金を受け取る気はなかったってことか? 要するに、この映画を楽しめるかどうかは あの女とゲーム屋店長(名前忘れた)の2人組に 感情移入できるかどうかってところですか。 私はできませんでした。 途中までは原告・被告(フィッチ)・陪審員操作組の 三つ巴で面白かったんですが、 最後のオチがなー。 まあトイレでフィッチと弁護士が話すシーンを見たら これは原告側の勝利かなというのは何となくわかってしまうんですが、 だからこそひっくり返して現実はこうなんですよということを見たかったし (なんか言ってる事が自分でも変だな)、 しかもそれに加えて結局いいとこどりしたあの二人が 何も報いを受けないってのはどう考えても納得いかんぜ。 こうなって欲しかったという結末としては 裁判は原告敗訴で終わるんだけど何か救いがある、とか そういう形でオチて欲しかったですね。 そういうわけでオチを考えると本当は-15点くらいはしたいんですが、 とりあえず経過は面白かったので70点くらいにしておく@@ (あんまり低くつけると逆にネタばれになっちゃうし)
by manball
| 2005-08-28 01:08
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