カテゴリ
全体映画感想 あ行 映画感想 か行 映画感想 さ行 映画感想 た行 映画感想 な行 映画感想 は行 映画感想 ま行 映画感想 や行 映画感想 ら行 映画感想 わ行 映画感想 数字・その他 武侠ドラマ 射雕英雄伝 海外ドラマ 24(シーズン1) 海外ドラマ 24(シーズン2) 海外ドラマ 24(シーズン3) 海外ドラマ HEROES 海外ドラマ その他 オノレについて 未分類 以前の記事
2008年 06月2008年 05月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 09月 2007年 06月 2007年 03月 2007年 02月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2004年 10月 2004年 09月 フォロー中のブログ
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
パリ、テキサス
60/100
テキサス州の荒野を一人彷徨っている謎の男がいまして、 その男の人にまつわるお話。 (あれこれ先入観ヌキでイントロダクションを説明するには こうでも言うしかない) 84年製作という 普段ならまず自主的には観る機会がないような映画なのですが 機会ができたので観た。 ずいぶん尺の長い映画であり、 長いなーと思うことも多々あるのだが やはり時間による物量的なパワーを持たせるためには 必要なことなのか。 いわゆるロードムービーという奴で、 今ひとつ話に緩急はあまりないので 最近そういった頭を使わなくても 観れるような映画ばかり観ていたところで いきなりこういうものを観ると、 確実に疲れる。 長いし。 良い映画ではあると思うのですが まだ完全には受け入れられないなと思うところがあるのも 事実でして、 とりあえず以下ネタバレに分けて書きます。 ----以下ネタバレを含む「パリ、テキサス」の感想---- ------ 結局、最終的に主人公は家族から放れて行ってしまうわけなのですが それが彼にとっての本当の「愛」のかたちなのです などといわれてもちょっと納得が行かない。 というか、たいへん「男主体」の自己満足的なものであるという 感じが強い。 だって、残された妻と息子は2人で生きていかなければいけないわけで、 自分がどうにも変わらず また同じことを繰り返してしまうからということで 去っていってしまうというのはねえ… あるいは、たとえばこの話からまた数年後に、 主人公は家族の下へ戻ったのかも 知れないな…などという想像はできるのですが、 やっぱりこの終わり方はすっきりしない。 妻の女の人はとてもきれいなので、 そういう視覚的な部分に感情移入が 大幅に助けられているというのはあるかも知れん。 逆をいうと、きれいでなかったら 今ひとつ「へー、そうなんですか」といったように 引いた視点で見てしまったかも知れないが、 そうはならなかったということは 総合的に見てやはり演技がうまかったということなのだろうか?? そうなんだろうな、きっと。 これについては話の展開の仕方上どうしようもないことではあるのだが、 弟夫婦が不憫ではある。 本当にどうしようもないことなんですけど。 あえて彼らに対して何もフォローをせずに (息子が)旅立ったままにしてしまうというところの痛みに 主人公のやってしまったことによって起きた傷を また際立たせているということか。 あと尺が長いから 観てるのが結構大変@@ ずっと動かないシーンなど 演出として必要だというのはわかるのですが ちょっと多すぎないかな?@@ まあこういう映画もちゃんと観れるようにしておくというのは まがりなりにも映画好きを自認している以上は 必要なことではあるとは思うのだが… ともかく、最後がやはりすっきりしないな。 私がまだこれを理解するには 完全に歳をとってはいないということなのかも知れないが 「カッコイイゼ、俺」という 一方的な愛にしか見えないのよね、、、 (お互いに好き合っていることは事実なのだから、 それならば自分を変えてやるくらいのことはしてみせろ と思うわけなのです) ■
[PR]
by manball
| 2005-05-12 02:04
| 映画感想 は行
|