「映画通」ではないが映画を観るのは好きな「なんちゃって映画好き」であるところの私Manboによる映画の感想など。ドワーフ好き。アカウント名はmanballですが本名はManboなのです
by manball
カテゴリ
全体
映画感想 あ行
映画感想 か行
映画感想 さ行
映画感想 た行
映画感想 な行
映画感想 は行
映画感想 ま行
映画感想 や行
映画感想 ら行
映画感想 わ行
映画感想 数字・その他
武侠ドラマ 射雕英雄伝
海外ドラマ 24(シーズン1)
海外ドラマ 24(シーズン2)
海外ドラマ 24(シーズン3)
海外ドラマ HEROES
海外ドラマ その他
オノレについて
未分類
以前の記事
2008年 06月
2008年 05月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 09月
2007年 06月
2007年 03月
2007年 02月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2004年 10月
2004年 09月
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ソウ3/SAW III(..
from 映画を感じて考える~大作、カ..
★「ソウ3」、うんこ並み..
from ★☆カゴメのシネマ洞☆★ “..
キャプテン・ウルフ
from むぅびぃれびゅぅ 映画鑑賞会..
『ケリー・ザ・ギャング』..
from 【徒然なるままに・・・】
『ポセイドン・アドベンチ..
from 【徒然なるままに・・・】
レジー・リーとワイルドス..
from 猫とプリズンブレイク
六本木ヒルズ 映画館
from lovie
『コンタクト』最近のSF..
from 『コンタクト』最近の人気SF..
2006年最大の話題作 ..
from パイレーツ・オブ・カリビアン..
一押し映画作品「ボーン・..
from ポビーの日記
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


ベオウルフ/呪われし勇者
2007
原題:Beowulf
75/100

なんか気がついたらすでに公開から半年近くが経ってましたが…
公開当時、近場にはサッパリ3Dで上映してくれる映画館がなかったため、
結局DVD待ちとなった、フルCG映画であります。
トールキン教授やその他いろいろなファンタジーの源流とも言える
叙事詩「ベオウルフ」を元にしたおはなし。

本当は、3Dの映画ということで
CGを活かした飛び出す映像というのが
売りのひとつでもあったんですよね。
んが、その辺をわかっていない配給会社(というか、映画館の問題か?)のおかげで
その売りがスポイルされてしまい、
結局、「普通のCG映画」として上映されていたのがほとんど…という話であります。
もちろんDVDに「飛び出す眼鏡」とかもついていないので、
今回の鑑賞は普通に観ました。しょぼーん。


で、ネタバレ抜き部分での感想ですが、
もともと私はこの手のエピック・ファンタジーが好きですので、
やはり楽しめました。
ヴァイキングとかドワーフみたいなノリの編み髭も好き。
ブレンダン・グリーソンが結構好きなので、
中の人をやってるウィグラーフが良かったな(笑)
あと戦いながら無駄に脱いでいくベオウルフにも爆笑しました。
物語は第一部→第二部という構成であり
間で数十年くらい時間が飛ぶんですが、
この経年劣化というのもCGをうまいこと活かしているなーと感心しました。
まったく、すごい時代になったものです。

というわけでファンタジー好き、神話好きなら
押さえておいて良いと言えるのではないでしょうか。

それ以上はネタバレ項目に書こう。





以下ネタバレを含む「ベオウルフ/呪われし勇者」の感想








うーん(^^;

いきなりうーんと言ってしまいましたが、
やっぱりなんというか、
ラストはきっちりとオチをつけて欲しかったというのが正直なところだ。
富と名声、あと色の誘惑を受けて、あらがえない人間の弱さ、愚かさというのが
ループとしてフロスガルからベオウルフに引き継がれたわけで、
その愚かさを悟ったベオウルフが自分の罪を清算した、という時点で
一度物語としてひとつの完結を見たんだよね。

だから、そこからさらにウィグラーフにまでそれを引き継ぐ…というのは
なんとも、物語としては片手落ちというか、画竜点睛を欠くというか。
物語を通して、ウィグラーフというのは
感情や直感で動くベオウルフに対して
一貫して理性に基づいた行動を取る人だとして描かれていたわけで、
ならばこそ、最後にベオウルフが断ち切った連鎖を
ウィグラーフがまた開いてしまう…というオチはないんじゃないかと思うのです。
あそこは「そもそもそういう場面を入れない」か、
もしくはウィグラーフが誘惑を棄却(杯を捨てる)して、去って行く、
というのが妥当ではないかと思うのですが。

まあ、そこのところははっきりと具体的に描かれているわけではないから、
あの先は観ている人の想像に任せます、ということでもあるのかも知れないけど。
でもやっぱりひとつの物語としての完成度を考えるなら、あのラストはないよね。
きっちり決着をつけないと。

あるいは、あの後やはりウィグラーフも誘惑に負けたというのは既定路線であって、
人間というのは結局愚かなのだ…ということが言いたいということなのかも知れんが…
しかし、そうなると「二時間近く使って結局それ?」と言いたくなってしまうのだ(^^;
せっかくベオウルフが長い年月を経て自分の愚かさと向き合うことを決めて、
それを成し遂げたのだから、
そのカタルシスを台無しにするよーなことはしないで欲しかったのよね。
この辺りの部分(罪の連鎖に関するアレコレ)というのは、
原作にはない、映画独自の脚色のようだし。
(つまり原作による縛りというわけではないってことね)


と、シナリオに対する文句は置いておくとして
やはりCGならではのダイナミックな視点切り替えやアクション、舞台効果というのは
昨今の映画ではもはや普通にやっていることなのだけど、
それでもやはりフルCGとなると、質量の差が圧倒的であり
素直に見ていて楽しかったと言える。

昔、某ゲームソフト会社が製作して大コケ、後にライバル社と合併する原因を作った
同じくフルCG映画があったけど、
あれに比べると技術的な進歩というのももちろんあるんだが、
それよりもストーリーをちゃんと作っていた(描けていた)、というのが大きいと思う。
[PR]
by manball | 2008-05-26 03:56 | 映画感想 は行
<< ザ・ターゲット デス・フロント >>