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フライトプラン
2005
原題:Flightplan 55/100 点数はもうちょっとだけ高くても良いかという気もしたのですが 微妙に気に入らない部分もあったのでその分を差し引きました。 ジョディ・フォスター主演のミステリー・サスペンス。 夫を飛び降り自殺でなくした女性が娘を連れて飛行機に搭乗 気が付くと娘の姿が消えており慌てて機内を探し回るのだが… というお話。 内容について話そうとするとどうしてもネタバレになるので 大したことは書けないのですが、 この映画の端々に見られる演出というのは 皮肉でやってるのかそれとも本気でやってるのかわからないというか@@ とりあえず飛行機に乗ったことがある人でしたら、 なかなかプチ旅行気分も味わえるというか、 要するに飛行機に乗って旅をする時のあの何ともいえないワクワク感を ばっちり追体験できるのではないかと思います。 あとふだん乗ってる飛行機の中がいろいろ出てくるので ソコはそんな風になってたのかといった具合に 機内探険映画としての楽しみ方もできるかも。 てなわけで ・飛行機が好き ・飛行機で何度か旅行したことがある ・密室系のミステリー・サスペンスが好き ・ジョディ・フォスターが好き オススメはこの辺の層でしょうかね。 一時間半ちょいとあまり長くないにも関わらず 結構な長さを感じてしまった。 ----以下ネタバレを含む「フライトプラン」の感想----- 途中…というか、三分の二あたりまでは 基本的に「娘=妄想?!」という風な構図で進むんですが これはこれでまあ面白かった。 普通のサスペンスだと大抵観客は主人公と視点を共有するので、 要は娘は必ず存在しているという主人公の確信を観客も持っているわけです。 ところがこの映画の場合は本当に妄想なのかという風に 観客をかなり強制的にミスリーディングするので 頭のおかしくなったおばさんが機内の構造を熟知しているのをいいことに 飛行機内テロを繰り広げる図を面白おかしく(そして生暖かく)見守れます。 ちょっと途中でおなかいっぱいになりかけましたけど(笑) セラピストとか出てきた時点では本当に妄想だった路線で終わらせるのかと思って 苦笑しつつ時間を返せと言いたくなりました。 なんだかんだ言ってその辺り騙されたのは さすがジョディ・フォスターの演技ということでしょうか。 あんま好きな女優じゃないんだけど(^^; だからまあ、逆に真相が明らかになってからは だいぶ緊張感が殺がれましたね。犯人ヘタレだし(笑) そもそもの動機にちょっと無理がありすぎますよね。 棺桶が欲しかった&航空機に詳しそうな女がスケープゴートで必要だったから その夫をわざわざ転落死させたとか(笑) そんな手の込んだことをやっといて その女が飛行機で実家に帰らなかったらどうするつもりだったんでしょうか(笑) しかもその女が正気を失ってるように演出するために わざわざ荷物含めて娘を誘拐とか… 無茶ですね。 誘拐してる場面で誰にも見られなかったというのはさすがに無理が… それから ネタバレ抜きのところで歯切れ悪く書いたことなんですが、 それは犯人(主人公)逮捕で乗客が拍手するとか 犯人に対する悪口を結構おおっぴらに言うとか そーいういかにもアメリカちっくな描写についてです。 主人公=キチガイだと思っていた時にはさんざん言ってた乗客が いざ最後の最後になったら手の平を返したように「あの娘、見たよ」とか言ってたのは いわゆるブラックユーモアというか、皮肉っぽい演出なのかなーと思ったわけです。 でも、少なくともあのアラブ人というのは明らかなヌレギヌだったわけで、 それなのに 最後に主人公は「疑ってごめんなさい」とかそんなこと全く言うわけでもなく 物凄い当然、って顔して悪びれてないですよね。 アレを見ると前の段落で書いたような演出は皮肉ではなく 結構本気でやってるのだろうかという気になってしまいますね@@ (ありていにいうと「アメリカマンセー、アラブは過激派イービルで当然」という思想ね)
by manball
| 2006-10-27 01:15
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